HubSpotで営業活用率を高める5つのポイント

岩間悠一

岩間 悠一

元HubSpot Japan カスタマーサクセスマネージャー/Hareka合同会社 代表

200社以上のHubSpot導入を支援。現在はHubSpotコンサルタントとして独立。CRM導入から活用定着・AI連携まで一気通貫で支援しています。

HubSpotを導入したものの、「現場で使われていない」「データが溜まらない」という声を頻繁に聞きます。HubSpot Japan CSMとして200社以上を支援してきた経験から、活用率を高めるための実践的なポイントを紹介します。

1. 現場にとっての「メリット」を明確にする

多くの企業で失敗するパターンは、**「管理のためのCRM」**として導入することです。営業担当者は自分が管理される道具だと感じると、入力を避けます。

重要なのは、現場担当者にとって使うと得になる仕組みを作ること。例えば:

  • ホットリストが自動生成されて優先架電先がわかる
  • 過去の提案資料がすぐ見つかる
  • 商談ステータスが可視化されて上司への報告が楽になる

「使うと自分が楽になる」と感じてもらえれば、入力は自然と増えます。

2. 入力項目を最小限に絞る

設計段階でよくある失敗が、プロパティ(項目)を作りすぎることです。「あったら便利かも」という発想で項目を増やすと、入力負荷が上がり、現場が使わなくなります。

まずは以下の必須項目だけに絞ることをお勧めします:

  • 会社名・担当者名・連絡先
  • 商談ステージ
  • 次のアクション・期日
  • 直近のやり取りメモ

運用が安定してから、必要に応じて項目を追加する方が成功率が高いです。

3. パイプラインのステージを現実の営業プロセスに合わせる

デフォルトのパイプラインをそのまま使っている企業は少なくありません。しかし、自社の営業プロセスと合っていないと、担当者はどのステージに入れればいいか迷い、結果として入力をやめてしまいます。

現場の営業担当者にヒアリングして、実際の商談フローに合わせたステージを設計することが大切です。

4. レポートで「見える化」し、マネージャーが活用する

経営層・マネージャーがHubSpotのデータを実際の会議・MTGで使うことが、組織への定着に最も効果的です。

「HubSpotを見れば現状がわかる」という環境を作ることで、担当者は「入力しないと会議でデータが出ない」と認識し、自然と入力習慣がつきます。

5. 定期的なレクチャーと改善サイクルを回す

導入時に一度研修をするだけでは不十分です。月1回でも「困っていること・使いにくい点」を拾い上げ、設定を改善するサイクルを回すことが定着への近道です。


HubSpotの形骸化でお悩みの場合は、ぜひ一度ご相談ください。現状の活用度を診断し、御社に合った改善策をご提案します。

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